センター試験121人挑む/宮古地区
今年最後、来年から新テスト
大学入試センター試験が18、19の両日、全国689の試験会場で一斉に行われた。宮古地区の試験会場となった宮古高校では、既卒者を含めて121人が挑んだ。受験に臨む生徒たちは、やや緊張した様子で試験問題や解答用紙を受け取っていた。同試験は今回が最後となり、来年からは大学入学共通テストが始まる。
センター試験は、大学志願者の高校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することが目的。18日に地理・歴史・公民、国語、外国語、19日は理科と数学が行われた。
今年のセンター試験利用大学・短期大学数は計858。このうち、大学は国立82、公立91、私立533の計706大学。短期大学は公立13、私立139の計152となっている。
全国の志願者は55万7699人で前年度と比べて1万9131人減少した。志願者の内訳は、高校卒業見込み者の現役が45万2235人、既卒者が10万376人、そのほか(高卒認定等)が5088人。
2021年1月から始まる大学入学共通テストでは、知識や技能だけでなく、思考力・判断力・表現力を問う内容になる。当初予定されていた英語の民間試験活用と、国語・数学での記述式問題の実施は見送られた。