03/25
2025
Tue
旧暦:2月26日 先負 癸 
社会・全般
2020年1月29日(水)8:56

「バカス紙」を卒業証書に/3企業が市教委に1800枚分寄贈

友利社長(右)からバカス紙が宮國教育長に手渡された=28日、市役所城辺庁舎

友利社長(右)からバカス紙が宮國教育長に手渡された=28日、市役所城辺庁舎

 宮古島産サトウキビのバカス(搾りかす)を原料にした紙を卒業証書として使ってもらおうと、キャステム(戸田拓夫社長)など3社が28日、バカス紙約1800枚分を市教育委員会に寄贈した。

 寄贈したのはキャステム、パニパニファームキャステム(木村仁社長)、COT協進(友利正治社長)。同日、市役所城辺庁舎で行われた贈呈式に友利社長が参加し、宮國博教育長に手渡した。

 友利社長は「宮古島産のバカス紙を卒業生分、お持ちした。循環型社会の実現に寄与できればうれしい」と語った。

 受け取った宮國教育長は「大変ありがたい。卒業証書にこだわりを持つ学校もある。宮古島産の卒業証書を受け取る子供たちは幸せだ」と礼を述べた。

 宮古地区で今年3月に幼・小・中を卒業するのは計1736人という。一部の学校ではすでに卒業証書を発注しているが、それ以外の学校で寄贈されたバカス紙を使用する予定。

 今回寄贈された卒業証書用バカス紙は、宮古製糖伊良部工場のバカス3㌧を譲り受けて製紙されたという。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月21日(金)9:00
9:00

シギラで海開き宣言

豊かな海へ、稚魚を放流/南西楽園リゾート   南西楽園リゾート(髙橋洋二会長)は20日、シギラビーチで海開きイベントを開催した。晴天に恵まれ、イベントでは稚魚の放流体験、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティの無料体験があり、地域住民や観光客…

2025年3月14日(金)9:00
9:00

観光シーズン到来へ

観光協、来月6日海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は13日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月6日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。「第47回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を皮切りに宮古島では本格的な…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!