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社会・全般
2020年3月22日(日)8:56

護岸「扉」の補修完了/池間、伊良部

津波や高潮襲来に備える


水浜広場前のコンクリート護岸に設置された「扉」をチェックする市消防団池間詰所の職員=21日、池間島

水浜広場前のコンクリート護岸に設置された「扉」をチェックする市消防団池間詰所の職員=21日、池間島

 宮古土木事務所発注の宮古管内海岸陸閘(りっこう)修繕工事が池間島で2カ所、伊良部島1カ所の計3カ所で実施され、このほど補修施工が完了した。工事費は約700万円。池間住民は陸閘という言葉は使わずに「扉」「ゲート」などと呼んでいる。

 特別な材質の「扉」は普段は開いた状態に。津波や高潮襲来が予想される場合には「扉」を人力で押して完全閉鎖する。閉鎖に伴い、「扉」は護岸の役割を発揮する。

 池間島の「扉」の一つは、池間公民館が建つ水浜広場前のコンクリート護岸に設置。高さ約1・5㍍、横約4・8㍍。「扉」は同護岸が完成した1977年ごろに設置され、今年で43年目になる。

 もう一つの扉はスキンマ地域のコンクリート護岸に設置されている。高さ約0・8㍍、横約6・6㍍。同護岸は79年完成され、「扉」設置は今年で41年目になる。

 一方、伊良部島の「扉」は南区の乗瀬橋近くのコンクリート護岸に設置。高さ約1・6㍍、横約4・7㍍。同護岸と「扉」は77年ごろに完成した。「扉」は設置から今年で43年目になる。

 同事務所維持管理班の前堂達哉班長は「今後とも台風接近前などには完全閉鎖の措置を取る」と述べ、池間住民への理解を求めた。

 市消防団池間詰所で勤務する前泊幸喜さん(57)は「台風襲来前などの時は宮古土木事務所維持管理班と連携し、扉の開閉をチェックしている。今後とも住民の安全・安心の態勢で臨む」と語った。


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