社会・全般
2020年6月6日(土)8:58
サガリバナ開花
梅雨の夜に甘い香り/平良・松堂さん庭
平良東仲宗根の民家の庭で4日夜、サガリバナが開花し周囲に甘い香りを漂わせている。「一夜だけ咲く幻の花」とも呼ばれ、梅雨時期の宮古島の夜を彩る風物詩となっている。
待ちに待った開花を喜んでいるのは松堂邦彦さん(79)。サガリバナは自宅玄関前に1本植えてあり、ちょうど目線の高さほどに花が垂れ下がっている。
松堂さんによると毎年6月上旬ごろに開花し、5~6日間ほど楽しめるという。
例年は約20本のつぼみが木の枝から垂れ下がるが、今年は例年の倍以上のつぼみが見られるという。
松堂さんは「毎年、月明かりの下で家族と一緒に観賞している。近所の人たちが見に来ても良いですよ。一緒に楽しみましょう」と話している。