06/20
2025
Fri
旧暦:5月25日 大安 庚 
政治・行政
2020年9月6日(日)9:00

一般会計18億円の黒字/市19年度決算

財調積立基金は99億円/市債残高23億円増の457億円

 宮古島市の2019年度一般会計の決算は歳入が463億1900万円、歳出が442億8600万円で差し引き20億3300万円となった。翌年度に繰り越す財源の2億200万円を除いた実質収支は18億3000万円の黒字となった。市の貯金に当たる財政調整積立基金は99億円。借金に当たる市債残高は前年度から23億円増えて457億円になった。特別会計の実質収支は8600万円の黒字で、一般・特別会計合わせた実質収支額は19億1700万円となった。

 一般会計の実質収支は前年度の16億3800万円から1億9200万円増えて18億3000万円。財政調整積立基金は102億4200万円から2億9100万円減って99億5100万円。

 市債残高は433億9400万円から23億7000万円増えて457億6400万円となった。19年度は72億3400万円を借り入れ、51億8100万円を償還した。

 歳入の構成は、市税などの自主財源の割合が4・8伸びて30・5%、地方交付税などの依存財源は69・5%。歳出の構成は義務的経費が41・9%、投資的経費が28・3%、その他の経費が29・8%だった。建設事業などで投資経費が増えた。

 財政指数は、財政力指数が0・01ポイント伸びて0・34、経常収支比率は0・1ポイント改善して85・4%、公債費負担比率は3・7増加して18・4%、実質公債費比率は0・1ポイント上昇し7・2%となった。財政力指数は1に近いほど財源に余裕があるとされ、経常収支比率は低いほど財政構造に弾力性があるとされる。公債費負担比率は一般財源の公債費の割合、実質公債費比率は公債費が財政に及ぼす影響を表す指数。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年6月4日(水)9:00
9:00

8月就航を市に報告/台北-下地島

スターラックス航空日本支社長   台北(桃園)-宮古(下地島)線を8月22日から就航させる、スターラックス航空日本支社の王雲翔支社長は3日、下地島エアポートマネジメントの鶴見弘一社長らと共に市役所を訪れた。砂川朗副市長に就航を報告し、台湾と宮古島、双…

2025年5月29日(木)9:00
9:00

24年度旅客数、過去最高に/下地島空港

年間49万6000人が利用/前年度実績を17%上回る   第20回下地島空港活性化協議会(会長・嘉数登市長)が28日、市役所で開かれた。同空港や宮古圏域の活性化に向けた施策の協議や同空港の現況などについて意見交換などが行われた。下地島空港の現況では2…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!