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社会・全般
2020年9月9日(水)8:58

葉野菜が品薄高騰/通常値段の2倍以上も

「高すぎる」主婦悲鳴/市内スーパー


想像を超えた値段に買い物客も驚きを隠せない=8日、市内の大型スーパー

想像を超えた値段に買い物客も驚きを隠せない=8日、市内の大型スーパー

 「子供たちに食べさせたいのに、食卓から緑の野菜が消えましたよ」と嘆くのは2人の子育て真っただ中の主婦だ。夏場の猛暑や長雨に加えて最近の台風の影響で、市内の大型スーパーの野菜売り場では、葉野菜が品薄状態になり、価格も高騰。販売されている商品の値段は以前の2倍以上するものも多く、買い物客もなかなか手が出せない状況となっている。

 ある大型スーパーの担当者によると、猛暑や長雨の影響で7月ごろから国産の葉野菜が品薄傾向となり、値段も高騰。さらに台風9号が追い打ちをかけて入荷量も最近は大幅に減っているという。

 「特に値段が上がっているのはレタスやキャベツなど。葉野菜は夏場に入ってからずっと高い状況が続いている。最近の台風でさらに値段が上がってきている感じがする」と話した。

 今後については「現在は台風9号までの影響で台風10号の影響はこれから出てくると思う。産地が被害を受けているので値段だけでなく、商品が入ってくるのかも分からない状況で、値段が落ち着く時期も見通せない」と不安を募らせた。

 店内の野菜売り場には、国産キャベツが1個398円。キャベツの一種であるグリーンボールが1個498円。国産ブロッコリーが1個398円などの値札が並ぶ。

 一つ一つ値札を見ていた買い物客は「もう驚きを通り越して笑ってしまいそうになる。最近は冷凍のホウレンソウなども品切れになったりする。特に子育て世代の親は大変だと思うよ。きょうはタマネギとニンジンでできる料理をするよ」と苦笑いしながら、野菜コーナーを通り過ぎた。


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