産業・経済
2010年5月28日(金)14:33
高校生対象に担い手育成/青年農業者育成確保対策協
就農サポート講座など実施
宮古地区青年農業 者育成確保対策協議会(会長・下地秀一宮古農林水産振興センター農業改良普及課長)が27日、宮古農村青少年教育センターで開かれた。今年度の活動計画な どを審議し、承認した。青年農業者らに就農サポート講座や専門講習会を開催するほか、高校生対象に就農支援を実施し、担い手育成を図る。
2009年新規 就農者は前年比4人増の�41人だった。Uターンなどで就農する青年が増加したなどが要因に挙げられた。
サポート講座は、就農3年以内の新規就 農者や就農希望者などが対象。6月から半年間で計7回開かれる。サトウキビや野菜・果樹の栽培、畜産などの基礎知識について講座が開かれる。
高校生を対象としては、先進農家視察や農業大学校のオープンキャンパスへの参加支援を行う。
会議の冒頭、下地会長は「後継者育成が今後も重要。関 係機関と連携し、足腰の強い、国際力豊かな農業者を育てていこう」とあいさつした。