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教育・文化
2011年7月17日(日)9:00

メスで切開し縫合学ぶ/宮古島徳洲会病院

医師目指す中学生が医療体験


医師の指導を受けながら縫合を行う参加者(左)=16日、宮古島徳洲会病院

医師の指導を受けながら縫合を行う参加者(左)=16日、宮古島徳洲会病院

 宮古島徳洲会病院(酒井英二院長)は16日、第2回宮古島ジュニアドクター体験セミナーを同病院で開催した。将来医師を志す中学生13人が参加し、手術や内視鏡、救急の3部門の医療行為を模擬体験した。医師の指導の下、参加者らはメスを握り、内視鏡を操作するなど医療の現場に直接触れた。


 参加者は手術着に着替え、緊張した表情で手術室に入った。使用する手術用具や機器、消毒の重要性について説明を受けた後、豚肉をメスで切開したり、針と糸で縫合したりと手術の基本を学んだ。

 救急部門では気管挿管や除細動を、内視鏡部門では内視鏡やエコーを使用する検査を体験した。
 参加した宮国大介君(鏡原中2年)は「いつもテレビで見ていた医者の仕事。緊張したがうまくできた。縫合する作業が楽しかった」と笑顔で話した。

 指導に当たった宮古島市平良出身の濱元誠栄医師は「良い経験にしてもらいたい。将来、医師になり地元に帰ってきてほしい」とエールを送った。

 同セミナーは、地域の医療を支える人材を地元から育てることを目的に、昨年から実施されている。


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