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イベント 教育・文化
2010年8月15日(日)14:59

チャリティーフェスタ10RUN/3330周で協賛164万円に

10時間走り続けた生徒たち。ウイニングランで喜びを表現した

10時間走り続けた生徒たち。ウイニングランで喜びを表現した

高校生350人が限界に挑む
 高校生が走り続けて協賛金を募る「第7回チャリティーフェスタ10RUN2010」が14日、宮古島市陸上競技場で行われた。宮古地区内の4校から約350人の生徒が参加し10時間リレー方式で走り続けた。

 

 

  

 

 走った周回数約3330周に応じて募った協賛金は164万1939円。市内店舗に置いた募金箱や当日受け付けた企業の協賛金を合わせるとさらに増える。協賛金は地域に還元する。

 

10時間リレー感動フィニッシュ
 「地域のために、ぼくたち、私たちにできることは」を模索して7年前にスタートした。地域の企業を訪ねて回り、400㍍トラック1周当たりの協賛金額を決めてもらい、周回数に応じて協賛金を募るという試みに今年は約200社が賛同した。また、沖縄本島北部の名護、辺土名の両校も企画に参加し、北部の企業に協賛金を募っている。

 
 今年のテーマは「絆」。生徒たちは、互いの友情を確かめ合うようにバトンをつなぎ、自己の限界に挑み続けた。
 水分、塩分の補強をこまめに行いながらのリレー。そんな高校生たちを励まそうと競技場には多くの父母らが訪れ声援を送った。
 スタートから10時間後の午後7時に感動のフィニッシュ。生徒たちは疲れも忘れた様子で飛び上がりチームメートと抱き合いながら喜びを爆発させた。感動のあまり泣き出してしまう女子生徒も。準備期間も思い出しながら、走り終えた感動と10RUNの成功を噛みしめていた。

 
 与那覇修寛委員長は「協力してくれた企業、参加してくれた全生徒に心からありがとうを言いたい。地域のために役に立つことができてうれしい」と話した。
 宮古高校3年の山里夏希さんは「最高の達成感で、一生の思い出になる。島外の高校生にも挑戦してほしい」と充実した表情で話した。
 募った協賛金は地域の福祉施設などに寄付。また、民間救急ヘリ「MESH」を援助している団体にも寄付する。


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