07/27
2024
Sat
旧暦:6月22日 先負 壬 
教育・文化
2012年5月9日(水)9:00

リズミカルな発音で/文科省公開授業

直山先生の英会話に生徒集中


直山さん(写真中央)は、楽しくリズミカルに生徒らに質問を投げかけた=8日、平良中学校

直山さん(写真中央)は、楽しくリズミカルに生徒らに質問を投げかけた=8日、平良中学校

 文部科学省教科調査官を招いての公開授業と講演会が8日、平良中学校で開かれた。国立教育政策研究所教育課程研究センターの直山木綿子調査官が1年6組の生徒32人を対象に英語の授業を行った。楽しくリズミカルな発音で「好き」「嫌い」を表現する直山さんの授業に、生徒全員が集中。直山先生の英語での問いかけに対して、生徒らは元気よく応答していた。


 同公開授業は「わかる授業」の構築を目指して授業改善への指導助言を直接、調査官から受けることにより、市立学校における学力向上の充実を図ることを目的に実施されている。同日の公開授業には市内の英語担当教諭を含め75人の教師が集まり授業の様子を見学した。

 直山さんはこれまでに4回、宮古島市内の小学校などで公開授業を行っている。リズミカルでクリアな発音と、生徒の興味をひきそうなSMAPの話題などを授業に組み入れ、テンポ良く英会話の練習を生徒たちと繰り返した。

 公開授業終了後、直山さんは、「コミュニケーション能力の素地を養う・生かす指導のあり方」と題し外国語活動で目指す子どもの姿などについて教師らに講演した。

 公開授業に出席した前原美南海さんは「先生のテンションが高く楽しく集中できた。関西弁の話しことばも印象的で、おもしろい授業だと感じた」と、また、平良第一小でも授業を受けたことのある平良貫太君は「先生はおもしろくて、とても優しい。小学校の時から英語が好きになった」と話した。

 直山さんは宮古での公開授業について、「小学校で学んだことの応用だが非常に素直な子が多く授業の導入がし易い。ただ、表現することの訓練が必要で、中学生としてのプライドを持って伝えることの訓練を繰り返してほしい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年7月21日(日)9:00
9:00

キッチンカーグルメ満喫 「 ひらりんマーケット 」

ひらりんマーケット(主催・日本観光振興協会、宮古島市)が20日、平良港内のひらりん公園で開催された。会場には、たこ焼きやかき氷などキッチンカーが6台、アクセサリーなど物販が8店舗参加し、地元住民やクルーズ船観光客らがお目当ての商品を買い求めながら交流を楽しんだ…

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!