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政治・行政 環境・エコ
2012年5月31日(木)9:00

海と陸から現状確認/不法投棄パトロール

不法ごみ10トン収集/投棄者の特定作業も実施


畑地に集められた不法投棄ごみから投棄者の特定作業をする関係者=30日、上野字上野の畑地

畑地に集められた不法投棄ごみから投棄者の特定作業をする関係者=30日、上野字上野の畑地

 県宮古福祉保健所は30日、市や消防、宮古島海上保安署など関係機関の協力を得て2012年度のごみ不法投棄等県下一斉パトロールを実施した。陸上と海上から不法投棄の実態を確認すると共に、不法投棄現場でごみの種類の確認や収集を行い、不法投棄者が特定できるものが混入していないかも探した。この日約10㌧の不法投棄のごみを収集した。


 環境省は30日(ごみゼロの日)から来月5日(環境の日)までを「全国ごみ不法投棄監視ウイーク」と定め、全国でパトロールを実施している。宮古島市で行われたのはその一環。

 宮古福祉保健所、市環境保全課、農政課、宮古島海上保安署、宮古島消防署、宮古島署から約30人が参加した。海上班6人は宮古島署の警備艇「みやこ」で城辺の新城、保良の崖下に投棄されたごみを海上から確認した。

 陸上班約20人は上野字上野405付近の畑と城辺字下里添の原野に投棄されたごみを確認した。城辺では不法投棄されたごみの一部を分別収集した。

 パトロール後、宮古保健所産業廃棄物担当の仲宗根猛智さんは「最近は建築廃材系の不法投棄は見かけなくなったが、農業用の廃ビニールの投棄が目立ち始めている」と述べた。

 県で実施している不法投棄実態調査によると、2010年の不法投棄件数は36件。重量にして8000㌧を超え、このうち宮古島が88・1%を占めているという。

 このような事態を受け、宮古島市は昨年11月に不法投棄撲滅宣言を発表、今月27日には約100人の市民や関係者で清掃活動を行った。

 平良港で行われた開始式で県宮古福祉保健所の仲宗根正所長は「不法投棄は全国でも大きな問題になっている。保健所としても、市をはじめ関係機関との協力体制を強化し、不法投棄の未然防止に取り組んでいきたい」と述べた。


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