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社会・全般
2013年3月30日(土)9:00

実現可能性で具体的協議へ/下地島空港

利活用検討協議会が終了


 【那覇支社】下地島空港の利活用を検討する第3回協議会・幹事会が29日、那覇市内のホテルで開かれた。航空機の安全性を証明するための飛行試験や宇宙ロケット発射基地など、実現の可能性などについて幅広い議論を展開した。同協議会は同日で終了。県は今後、実現の可能性のある利活用案について、関係所轄や宮古島市と具体的な協議に入る予定。


 会議資料によると、実現の可能性がある利活用案は、研究機関による新たな航空技術開発のための飛行試験や小型人工衛星発射ロケットを積んだ航空機の離着陸の拠点、プライベートジェットの離着陸の拠点の確保など。

 市は、地域振興と平和的利活用を促進するため同空港を▽国際的な航空機整備基地▽国際的災害時における緊急支援物資の備蓄拠点-などを要望しているが、事務局の意見としては「人、物、産業などが集積する国際的な空港で事業が成り立っており、下地島空港では今後も見通しは厳しいと考える」としている。

 同空港と宮古空港も含め、どちらか1空港に集約した場合のメリットやデメリットも示された。

 メリットとしては「下地島全体で空港を活用した開発が可能」としたものの、デメリットについては▽市街地から遠くなる▽旅客・貨物ターミナルなどの施設整備が必要▽津波による被災の可能性がある-などが挙げられた。

 同協会議会は、同空港の現状と課題や存在意義について、幅広い視点により検証を行うとともに、国内外の空港の利活用事例を参考に、実現可能性の高いかつ持続的な利活用策を検討するため設置。昨年から今年に掛けて計3回開かれた。


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