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教育・文化
2013年6月22日(土)9:00

授業や施設を公開/宮古特支学校

高等部野菜生産に励む


ナスの袋詰め作業を見学する市民たち=21日、県立宮古特別支援学校

ナスの袋詰め作業を見学する市民たち=21日、県立宮古特別支援学校

 県立宮古特別支援学校(平良智枝子校長)は21日、学校施設公開(オープンキャンパス)を行った。市民らが訪れ、授業や施設見学を通して、特別支援教育に理解を深めた。


 同校の在籍数は幼稚部3人、小学部18人、中学部18人、高等部24人の計63人。古くなっていた校舎は2006年度に改築され、バリアフリーの広々した快適な環境で子どもたちは、日々学習活動を頑張っている。

 同校は野菜即売会(2月)や産業まつりへの野菜出品、JAあたらす市場への出荷など、野菜の生産活動で地域に知られる。

 同日高等部は、選別室で取れ立てのナスの袋詰め作業を張り切った。会話も弾み和気あいあい。ナスやスイカ、トウガンは、市役所の玄関前で即売され、飛ぶような売れ行きだった。

 高等部では、社会参加・自立を目標に働く力を身に付ける作業学習を中心に教育活動を展開している。

 小学部の授業を見学した参加者の一人は「子どもたちのかわいい姿を、間近に見ることができた。素晴らしい環境で学習している」と感想を語った。

 同校は1977年に、知的障害児を主体とした宮古唯一の養護学校として開校した。06年度には創立30周年を迎え、校舎も多様な障害種に対応できる総合型の施設として全面改築された。09年には沖縄県立宮古特別支援学校に改称した。今年は、創立37周年を迎える。


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