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産業・経済
2013年7月16日(火)9:00

高良副知事が台風被害視察

キビほ場など訪れ状況把握


高良副知事(右)らは、夏植えと株出しのキビが倒れた被害畑などを視察した=15日、城辺

高良副知事(右)らは、夏植えと株出しのキビが倒れた被害畑などを視察した=15日、城辺

 台風7号による農作物被害状況の把握のため、高良倉吉副知事が15日午後、来島した。被害が最も大きかったサトウキビほ場を視察後、高良副知事は「被害データだけを見るのと、被害現場を見るのとは大きな違いがある。私も南大東島でサトウキビを作った経験があり、倒れた夏植えと株出しのキビを見て、ショックを受けた」と述べた上で「各部局と横断的な対応策を考え、宮古で農業がしっかりできるように県としてバックアップしたい」と意欲を示した。


 この日の午前、県庁で台風7号の復旧対策に向けた関連部局長会議が開かれ、仲井真弘多知事は情報収集と早急な対策を指示した。

 高良副知事の視察には、県農林水産部の山城毅部長が同行し、各被害畑で具体的に説明した。

 高良副知事は、下地与那覇の露地栽培パパイヤの被害、上野新里の露地栽培オクラの被害、城辺砂川のハウス栽培スイカの被害、城辺友利のサトキビ被害、平良のハウス栽培マンゴーの被害状況などを順次視察した。

 県が宮古島市と合同で調査した台風7号農作物等被害速報(13日現在)によると、サトウキビが1億5600万円、パパイヤ890万円、マンゴー870万円、スイカ410万円、オクラ330万円などとなっている。

 山城部長は、倒れている夏植えと株出しのキビを視察後「倒れた状況から、風が吹き回ったために根が弱くなり倒れたただろう。宮古ではキビ苗の供給支援や塩害防止の植林支援などを行いたい」と語った。

 宮古地方気象台によると、台風7号が最接近した12日午後5時以降、南東の風が東南東の風に変わり、また東南東の風が南東の風に変わって吹いていた。下地島空港では同5時27分、東南東の風で最大瞬間風速43・7㍍を観測した。


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