05/22
2025
Thu
旧暦:4月25日 仏滅 辛 
教育・文化 産業・経済
2013年7月27日(土)9:00

「水無し農業」の歴史学ぶ/見学会に7家族18人参加



宮古島のジオラマで地下ダムの場所などを学ぶ参加者たち=26日、地下ダム資料館

宮古島のジオラマで地下ダムの場所などを学ぶ参加者たち=26日、地下ダム資料館

 沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事業所の地下ダム関連施設子ども見学会が26日、城辺字福里の地下ダム資料館と関連施設で行われた。
 見学会には7家族18人が参加。小中学生たちは夏休みの自由研究のテーマにしようと宮古島の農業発展と農産物の安定生産に大きく貢献した地下ダムの歴史を学んだ。


 資料館での説明では、1971年の大干ばつで宮古地区のサトウキビ農家は壊滅的な打撃を受け、翌年の本土復帰から全域を対象とした農業用水地下水調査が行われ、その結果を受けて74年から地下ダム開発調査が開始され、地下ダム建設へと至った歴史が紹介された。
 参加した親子は、地下ダム建設によりこれまで天水に頼る水無し農業から脱却しサトウキビの反収も増加し、マンゴーなど作物の種類も増えたことなどを学んだ。

 そのほか、参加者たちは東山ファームポンドや砂川風力発電施設なども見学。宮古島全体で地下水を農業のために有効活用するシステムに一緒に参加した親たちも興味津々の様子でその説明に聞き入っていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!