04/19
2024
Fri
旧暦:3月10日 赤口 壬 
産業・経済
2013年8月20日(火)9:00

キビ夏植え始まる/2014-15年産

夏休みの孫ら手伝う


2節苗を植え付ける益田さんの孫たち=19日、城辺福中

2節苗を植え付ける益田さんの孫たち=19日、城辺福中

 2014-15年産サトウキビの夏植えが、始まっている。城辺福中の益田高明さんの畑では19日午前、孫らも手伝うにぎやかな作業光景が見られた。2節苗を畝間に落とし、足で土をかぶせる昔ながらの光景だ。


 孫の翔也さん(専門学校3年)は「家族一緒の仕事は楽しい。キビ代金は学資になるので、力が入る」と気合いを入れていた。

 福中周辺には、先月12日の台風7号の雨以来、降っていない。18日にスプリンクラーで人工雨を降らせて土を適度に湿らせ、植え付けとなった。

 益田さんは耕運機で、畝立てをした。ハーベスターを使う畑の畝幅は140㌢、手刈りの畑は120㌢に仕立てる。

 益田さんは「宮古の作物の中では、キビの所得が最も安定している。台風や干ばつに強い」と、キビの魅力を強調した。

 土の湿りは、片降りがあった旧平良市区や伊良部の東から南側一帯はほどよい。雨の少ない下地や上野、城辺の畑は乾いた状態で、農家は台風12号の雨に期待している。夏植えは10月ごろまで続く。

 県農業研究センター宮古島支所によると、宮古で最も普及が進んでいる「農林27号」の場合、植え付け時期は9月が最も良い。倒伏に伴い茎に裂け目ができる損害が、8月植えと比べて少ないという。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!