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2013年10月21日(月)21:35
秋風受け、宮古路満喫/エコアイランド宮古島マラソン
人、海、空が応援
第4回エコアイランド宮古島マラソンが20日、市陸上競技場を発着点とするフル42・195㌔、ハーフ21・0975㌔の2部門で行われ、大勢のランナーが秋の宮古路を駆け抜けた。レースの様子を紹介する。
 男子フルマラソンで優勝した山中裕司
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宮古の海から元気もらえた
男子フル優勝/山中裕司(42)=埼玉県=
初参加となったエコマラソンで序盤から力の差を見せつけて独走となり、終始安定した走りで見事、優勝した。
「宮古島なのでもっと平たんなコースかと思ったが結構アップダウンがあり、上りで向かい風の時はかなりきつかった。それでも宮古島のきれいな景色の中でレースを楽しむことができた」と振り返った。
優勝については「大会前から狙っていた。折り返し地点で2位と2㌔ほど離れていたので何もなければ優勝できると思った。今は優勝できてホッとしている」と述べた。
宮古島の印象については「レース後半は特にきつかったが景色を楽しみながら走れた。特に美しい海からは元気がもらえた。いろいろ地域の大会に旅行がてらに出場しているので、来年は久米島の大会に出場したいと思っている」と笑顔で話した。
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 序盤から独走でフル女子の部を制した井戸亜沙美
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けがから復帰、初戦でV
女子フル優勝/井戸亜沙美(35)=石垣市=
左足のケガを乗り越え、昨年の10月以来1年ぶりのフルマラソンで見事優勝を果たした。「この大会の1週間前にも古傷が痛んで不安だったが優勝できてうれしい。タイム的には満足していないが宮古の景色は美しかったし、特に来間大橋の風景は素晴らしかった」と笑顔で話した。
序盤でトップに立ってからは1位をキープ。自己ベストには届かなかったものの、安定した走りで1位でゴールした。
「15㌔地点で1位だということは知っていた。上りで向かい風のコースはきつかったけど楽しいレースができたので良かった。これも息子を含め、支え応援してくれた人たちのおかげだと思う」とレースを振り返った。
宮古島の印象については「石垣にはないアイスクリーム店やコンビニエンスストアに行きたい」と笑顔になった。
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 ハーフの部には714人が出場して宮古路を駆け抜けた
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 選手を最も魅了した来間大橋。エメラルドグリーンの海を目に焼き付けた=下地来間大橋
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 「ごみはこちらにどうぞ」。エコマラソンならではの光景=下地来間大橋手前
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 ゴールまでもう少し。最後の力を振り絞ってなだらかな坂をひた走る=市クリーンセンター前
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 「宮古島まもる君」も登場=東小学校付近
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 「ワイドー!」沿道から大声援を送る高校生。選手の背中を押した=マックスバリュ宮古南店前
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 レース序盤、海岸線を軽快に走る=平良荷川取
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 「あめちゃんだよ」選手に勧める子どもたち=島の駅みやこ付近
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 アニメキャラクターに扮したランナーは沿道を沸かせた=平良荷川取
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 往路の難所。急な坂道に挑む選手たち=ぱいながまホール付近
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好天恵まれプレー満喫