04/25
2024
Thu
旧暦:3月17日 先勝 己 
環境・エコ
2013年11月30日(土)9:00

観光・交流促進など柱/次期環境モデル都市策定委

行動計画策定へ/委員長に琉大の堤教授


委員会では今後の取り組みなどについて意見を交わした=29日、市平良庁舎

委員会では今後の取り組みなどについて意見を交わした=29日、市平良庁舎

 次期環境モデル都市行動計画策定委員会の第1回委員会が29日、市平良庁舎で行われた。各委員の紹介の後、委員長に琉球大学工学部の堤純一郎教授が選ばれた。2009年3月に策定された宮古島市環境モデル都市の前期行動計画が最終年度を迎えるため、今後5年間の次期行動計画の策定を行う。


 同委員会ではこれまでの取り組みに関する状況の把握や課題の整理を行った後、次期行動計画に関わる施策の検討と素案とりまとめに関する話し合いを行った。

 この委員会の事務局を務める県環境科学センターとカーボンフリーコンサルティング社から今後の方向性として▽サトウキビなどの地域資源を活用した島しょ型低炭素社会システムの構築▽エコアイランド宮古島の形成による観光・交流の促進▽エコアクションによる美ぎ島づくりを通した「こころつなぐ結いの島みゃーく」-を今後の3本柱とする方向性の案が示された。

 参加した委員からは「言葉が分かりにくい」「市民への浸透がうすい」「経済効果とエコが結びつく、得するエコの視点も良いのではないか」などの意見が出た。

 第2回委員会を2014年1月に開催し、次期行動計画の素案の精査、第3回委員会を同年2月に開催しパブリックコメントの結果報告、次期行動計画の承認などを行う。

 策定委員会の委員は次の通り。(敬称略)

 ▽委員長=堤純一郎▽我那覇薫(りゅうせき宮古支店統括支店長)▽島尻清子(宮古婦人連合会長)▽下地義治(宮古島商工会議所会頭)▽富重敏郎(日本アルコール産業宮古島事業所長)▽豊見山健児(宮古島観光協会長)▽中山道哉(沖縄振興開発金融公庫宮古支店長)▽野津芳仁(宮古青年会議所理事長)▽比嘉正市(沖縄電力離島カンパニー宮古支店長)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!