宮古勢がアベック制覇/りゅうぎんカップバレー
男子佐良浜ク、女子平一JVC
第36回りゅうぎんカップ県小学生バレーボール大会が21日から3日間、具志川総合体育館などで行われ、男子は力の差を見せつけた佐良浜クラブが優勝。女子も平良第一JVCが制して宮古勢がアベック優勝を果たした。
23日夕に宮古空港で行われた佐良浜クラブの優勝報告会では、仲間仁キャプ
テンが「6年生最後の大会で県制覇できたことがとてもうれしい」、友利真海監督は「後輩たちにも良い刺激になった」とそれぞれ喜びを語った。
砂川栄作校長は「この優勝は佐良浜小にとってうれしいクリスマスプレゼントになった」と激励した。
佐良浜クラブは予選リーグを全勝で突破。決勝トーナメントの準々決勝では大名と対戦。セットカウント2-0で勝ち上がり準決勝の勝連戦も安定した試合運びで第1セットを21-13、第2セットも21-12で勝利して決勝に駒を進めた。
決勝の美東戦は第1セットを21-15で奪うも第2セットは熱戦を展開。しかし、佐良浜が底力を見せつけて粘る美東を21-19で振り切り、セットカウント2-0で勝利し優勝した。
一方、初優勝の平一JVCの仲里瑠奈キャプテンは「優勝は支えてくれた先生やお父さん、お母さん、監督のおかげ」と感謝。長浜貢監督は「子供たちと二人三脚でやってきた。厳しい練習にめげることなく耐えた」とたたえた。
乾邦夫校長は「この優勝は人生の宝物となる。優勝を噛み締めてさらに成長してほしい」と呼び掛けた。
宮古小学生バレーボール連盟の前泊清会長、北小の児童が佐良浜クラブと平一JVCに所属していることから同校の平良隆校長も駆け付けて激励の言葉を掛けていた。
平良第一JVCは決勝で八島(八重山地区)を21-10、21-16のセットカウント2対0のストレート勝ちで破った。