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社会・全般
2014年1月26日(日)9:00

首掛けリボン作製進める/宮古織物組合

トライ大会 宮古織10反分使用


織り子たちがトライアスロン記念メダル首掛けリボン用の宮古織を心を込めて織り進めていた=23日、宮古伝統工芸品研究センター

織り子たちがトライアスロン記念メダル首掛けリボン用の宮古織を心を込めて織り進めていた=23日、宮古伝統工芸品研究センター

 4月20日開催の第30回全日本トライアスロン宮古島大会に向けて、宮古織物事業協同組合(理事長・長濱政治副市長)では、完走者に贈る記念メダルの首掛けリボン作製に余念がない。記念大会開催まで3カ月を切った23日、同組合では織り子たちが懸命に首掛けリボンの材料として用いる「宮古織」を仕上げるため、織機を動かしていた。

 2009年の第25回大会以降、宮古織が同メダルの首掛けリボンとして用いられるようになった。同組合の上原則子専務理事によれば、織り子10人がかりでリボン生地の作製に取り組んでいる。1反織り上げるのに平均1カ月ほどかかる。1500人分のリボンを用意するためには宮古織10反分が必要だ。

 同リボンは宮古島の美しい海を象徴するよう毎年、必ず「青色」が用いられる。今年の生地図案の考案者でもある上原専務理事は「記念大会の開催とあって、とりわけさまざまな青色でアレンジし、美しい宮古島の海と空を象徴するよう深い青色と浅い青色のコントラストで統一してみた」と説明し、「手織りなので手間がかかる分だけ、完走者の精いっぱいの健闘に応えられるよう織り子たちも心を込めて織り進めている」と話した。

 宮古織10反がすべて織り上がるのは2月中旬ごろ。その後、縫製作業が行われ、大会当日にはストロングマンの栄誉をたたえる記念の品として選手たちの胸元を飾る。


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