05/08
2024
Wed
旧暦:3月29日 先勝 辛 
社会・全般
2014年3月19日(水)9:00

福島の子供を笑顔に/南小児童

バザー収益を保養実行委へ


バザーの収益金をうむい宮古島保養実行委員会満月のメンバーに寄付した子供たち(前列)=18日、南小学校

バザーの収益金をうむい宮古島保養実行委員会満月のメンバーに寄付した子供たち(前列)=18日、南小学校

 「福島の子供たちに、たくさんの笑顔を」-。南小学校(屋嘉比邦昭校長)の児童が18日、福島の家族を宮古島に招く活動を展開している「うむい宮古島保養実行委員会満月」のメンバーに寄付金を贈った。寄付金は校内バザーの収益金。自ら行動し、東日本大震災に伴う原発事故で苦しむ福島の人々のために集めた。

 バザーに取り組んだのは間もなく卒業する6年生の児童。「バトンタッチ・バザー」と銘打って家庭から持ち寄った衣類、本、学用品を父母らに販売した。

 集めた寄付金の贈呈式は同校で行われ、前児童会のメンバーが、うむい宮古島保養実行委員会満月のメンバーに直接手渡した。

 前児童会長の荷川取麟汰君と、前副会長の新城日奈世さんは「6年生みんなで勉強道具などを販売して集めました。福島の子供たちの笑顔のために役立ててください」と話し、同会の保養活動に期待を込めた。

 これに同実行委員会の瑞慶山麗子さんは「福島の皆さんは多くのストレスを抱えているので、宮古島で過ごす時間は心の保養の時間になる」と説明。「皆さんの努力は、必ず形になって表れる。これからも一緒に行動してほしい」と話して感謝を込めた。

 うむい宮古島保養実行委員会満月は昨年7月、福島の家族を宮古島に招いて交流を深めた。今年も同様の活動を計画している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!