当選向け支持者が気勢/県知事選
下地氏陣営が事務所開き
任期満了に伴う県知事選挙(10月30日告示、11月16日投開票)に出馬を表明している元郵政民営化担当大臣の下地幹郎氏(53)の事務所開きが27日、平良下里の同事務所前で行われ、多数の支持者が参加し、当選に向けて気勢を上げた。下地氏は「この事務所から沖縄を変えていこう。アララガマの宮古島からやっていきたい」と強調し、最後までの支持を訴えた。
事務所開きには多数の支持者が結集。市議会からは21世紀新風会のほか、仲間頼信氏と粟国恒広氏も出席して下地氏を全面的に支持する姿勢を示した。
宮古から知事を誕生させる会の西里秀徳会長は「宮古から知事を誕生させようという熱い思いは日に日に大きくなっている。ここをアララガマの燃える気持ちの拠点にしたい」と一層の団結を訴え。「地殻変動は必ず起きる。自信を持って戦おう」などと述べた。
続いて宮古地区選対の平良勝之本部長が「宮古生まれの下地幹郎は宮古のために一生懸命に汗を流す。みんなで行動し、支持を拡大しよう」と呼び掛けた。
21世紀新風会の新里聡氏は「自分の選挙という気持ちで頑張っていこう」などと強調。佐和田涼子女性部長は来月9日の女性決起大会をアピールし「下地幹郎が動けば島は動く。選挙を勝ち取りたい」と述べた。
下地氏選対本部の儀武剛本部長は「宮古、沖縄の歴史を変えよう。宮古の将来を変えるという強い思いで頑張ろう」と述べた。
この後に登壇した下地氏は「私たち沖縄は強くならなければならない。今までとはスタイルの違う新しい知事を目指してチャレンジしたい」と宣言して喝采を浴びた。その上で教育費の無料化や米軍基地の辺野古移設問題における県民投票実施などの政策を訴えた。
下地氏は「誇りを持てる沖縄に変える県知事になりたい。それをこの下地幹郎にやらせてほしい。元気な沖縄を、次の世代に伝えていこう」と述べた。
最後は全員でガンバロー三唱を行い、下地氏の当選に向けて気勢を上げた。