超小型EVの走り楽しむ/ふれあい祭り開催
試乗会でエコの島発信
EV(電気自動車)ふれあいまつり(主催・市小型電動モビリティー等の活用に係る社会実験プロジェクト推進協議会)が26日、「未来のくらしとのりものを体験しよう」をキャッチフレーズに、市城辺庁舎前と、城辺公民館(旧城辺農村環境改善センター)の駐車場を会場に行われた。超小型EV「MC-β」の試乗会などが行われ、市民らが「MC-β」の乗り心地や操作性を体験し、エコや停電時などのEVの有用性についても学んだ。
市とホンダ、東芝が共同で実証実験を行っている超小型EV「MC-β」の試乗会コーナーは、城辺公民館駐車場に設けられたコースで行われた。その後、公道に出てEVの走行を体験した。
実際に試乗した上地智美さん(上野)は「普段は軽自動車に乗っている。(EVは)静かだし、軽よりも運転が楽だった。想像したより乗り心地は良かった」と感想を述べた。
市城辺庁舎前の会場では同EVを使った災害時の電源としての利用や、ソーラーパネルを使った工作コーナーが設けられた。訪れた子どもたちは、太陽光で動く「ソーラーバッタ」や「ソーラーカー」作りを楽しんだ。
このまつりはEVの試乗会を通して、市民らにエコアイランド宮古島の活動を周知するとともに、エコおよび防災に対する意識向上を目的に実施された。
また、会場からは同日に行われた「宮古水まつり2014」の会場までシャトルバスを運行するなど、同まつりとも連携して開催された。