宮古島でキャンプへ
JR東日本野球部 副市長歓迎
社会人野球のJR東日本硬式野球部事務局の松浦健介氏が28日、市平良庁舎に長濱政治副市長を訪ね、同野球部の春季キャンプ地として宮古島市の球場を使用させてほしいと要請した。
要請を受けた長濱副市長は「社会人野球の皆さんが宮古島市でキャンプを行うことをうれしく思う」と述べ、同チームのキャンプを歓迎した。
今シーズン限りのプロ野球オリックス・バファローズの宮古島春季キャンプ撤退に伴い、市はキャンプ地としてプロ、ノンプロ、大学野球などのチーム来島を望んでいた。
松浦氏によれば、社会人野球では、沖縄本島を春季キャンプ地として使用している「日通」の仕上がり具合が、他チームと比較してまったく異なり、上々のコンディションを維持しているという。
今年、JR東日本は米ロサンゼルスで春季キャンプを行ったほか、昨年は沖縄本島でもキャンプを行っている。チームとして定まったキャンプ地を持っておらず、宮古島での春季キャンプを定着させたい意向だ。
同野球部は東京を本拠地とし、2011年には都市対抗野球で優勝を飾った強豪チーム。昨年のドラフト会議でオリックスから1位指名され入団した吉田一将投手も同チームの出身。