宮古地区4団体、11個人表彰/県たばこ耕作組合
県内最多、優良耕作地誇る
【那覇支社】県たばこ耕作組合(砂川利勝組合長)の2014年度表彰式が19日、那覇市内のホテルで開かれ、優良耕作者など18個人、8団体を表彰した。 宮古地区からは、全国たばこ耕作組合中央会表彰の川満晃裕さんや優良耕作者の狩俣寿男さんら個人11人、優良総代区の下地第1など4団体と、今年度も表彰された個人・団体数は県内最多となり、葉タバコ生産の優良耕作地を誇った。
砂川組合長はあいさつで、今期葉タバコは曇天や低温が続き、収穫最盛期には梅雨入りとなり、断続的な降雨で疫病が発生し広範囲に拡大するなど、気象条件的に恵まれなかったと報告。その上で、「生産農家は10㌃当たり226㌔の目標収量に向け努力した結果、191㌔と達成できなかったが、品質ではキロ当たり過去最高を記録した昨年の2119円に次ぐ2087円の実績が残せた。今後とも生産目標の達成と原料の信頼性、安全性の確保に努めてほしい」と激励した。
同組合によると14年11月現在、県内たばこ耕作者は237人、面積は945㌶。宮古地区は138人、587㌶で、うち宮古島市の平良16人、62㌶、城辺40人、204㌶、下地31人、134㌶、上野28人、118㌶、伊良部14人、47㌶。多良間は9人、22㌶。
表彰された宮古地区の個人と団体は次の通り。(敬称略)
【個人】全国たばこ耕作組合中央会表彰=川満晃裕▽優良耕作者=狩俣寿男、砂川昌幸、川満勝広▽奨励賞=長間一幸、豊見山恵昌、宮国秀樹、渡久知寿昌▽総販売代金取得者賞=福里茂男、福里幸夫▽10㌃代金取得者賞=川満文貴
【団体】優良総代区=下地第1、新高、伊良部、多良間