社会・全般
2014年12月11日(木)9:00
不審者侵入想定し訓練/下地島空港
関係機関が連携確認
2014年度下地島空港不法侵入事案対応訓練(主催・県下地島空港管理事務所)が10日、同空港で行われ、不法侵入者の確保と、関係機関との連絡など連携体制を確認した。
訓練は同空港の制限区域内に凶器を持った不審者が侵入したとの想定で行われた。下地島空港施設の車両が不審者を囲み、行動範囲を狭めるなどの訓練を実施。
通報を受けて駆け付けた宮古島署の警察官が不審者の身柄を確保した。
その後、滑走路、エプロンなど空港施設の点検を行い、異常が無いことを確認。訓練を終了した。
県下地島空港管理事務所の百名正人所長は「年に1度訓練を実施している。万が一の事態に備えての訓練は大切。今回の訓練で関係機関との連携が確認できた」と述べた。
同訓練には大阪航空局下地島空港出張所、宮古島署、市消防本部など7機関が参加した。