出場選手1700人を決定/トライアスロン宮古島大会
抽選で最後の100人選ぶ/下地大会長「安全な大会」決意
来年4月19日に開催される「第31回全日本トライアスロン宮古島大会」の出場者1700人が17日までに決まった。同日午後、大会長の下地敏彦市長らが抽選を行い、最後の100人を選んだ。申し込んだ3369人に対する出場可否の告知は24日に行う。下地大会長は「来年も安全、安心な大会にするために全力を尽くす」と決意を述べた。
31回大会への申込者総数は3369人。記念の第30回大会に比べると288人に減少した。ネットでの申し込みが3238人で全体の96%を占めた(その他郵送は131人)。
今大会にも国内外から申し込みがあり、韓国やアメリカ、オーストラリアなどの外国籍では20カ国81人の出場が内定している。
実行委員会は9月25日に1回目の選手選考会を開催し、12月9日の第2回選考会で出場1600人を決定した。残る100人が17日の抽選会で選ばれた。
抽選を行ったのは下地大会長、実行委員長の長濱政治副市長、選考委員長の長濱博文競技委員長、第41代ミス宮古の狩俣かおりさんの4人。抽選箱から選手の名前が書かれたカードを引いて選んでいった。
下地大会長は「今年の第30回大会は成功を収めることができた」と関係者の協力に感謝。その上で「来年の第31回大会にも国内外から多くの応募があった。当選した人は頑張って完走を目指し、残念ながら落選した方は来年またチャレンジしてほしい」と話した。
第31回大会は来年4月19日午前7時に号砲。スイム3㌔、バイク155㌔、ラン42・195㌔の全長200・195㌔で争われる。
来年1月の伊良部大橋の開通に伴ってバイクコースが変更される。新しいコースは下地与那覇前浜をスタートし、久松地区を通過して伊良部大橋を渡る。伊良部島を約半周して宮古本島に戻ると池間島に向かって北上、同島を折り返して北海岸線から東平安名崎を目指す。その後は南海岸を抜けて来間島、平良へ進行するコースとなる。これまで池間島は2周していたが今回の変更で1周となる。