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教育・文化
2014年12月19日(金)9:00

上原教諭を功労表彰/県教育委員会

特別支援教育充実に貢献


県教育関係職員表彰式で功労表彰を受けた上原教諭(中央)。右は田場所長、左は喜久山校長=18日、宮古教育事務所

県教育関係職員表彰式で功労表彰を受けた上原教諭(中央)。右は田場所長、左は喜久山校長=18日、宮古教育事務所

 2014年度県教育関係職員表彰式(優秀教職員部門)がこのほど県庁で行われ、宮古特別支援学校教諭の上原ひろみさん(59)=平良字下里=が功労表彰を受けた。特別支援教育の充実と発展に貢献したことが評価されたもので、上原教諭は「受賞は関係機関の協力があったからこそ。今後とも子供たちの成長を見守っていきたい」と語った。



 上原教諭は1982年に宮古養護学校(当時)に赴任。福嶺小、平良第一小、上野小を経て現職についた。


 この間、市町村就学指導委員会委員を25年、特別支援教育コーディネーターを8年、障害児就学相談員を6年それぞれ務めた。


 地域においては療育相談や施設などと連携を図りながら特別支援教育の啓もうに務めた。


 さらには、特別支援教育のセンター的機能の中心的存在として、インクルーシブ教育(障害の有無によらず誰でも地域の学校で学べる教育)システムの構築に率先して取り組み、未就学の子供たちも含めた特別支援教育の充実と発展に貢献した。


 上原教諭は18日、宮古教育事務所の田場秀樹所長を訪ね、受賞報告を行った。


 上原教諭は「障害のある子の保護者が、どの学校を選択するかで心を痛める。本人や保護者一人一人の教育的ニーズにあった支援が必要になる。そういった適切な支援が関係機関との連携でスムーズにいった」と語った。


 報告を受けた田場所長は「関係機関(学校や医療、福祉施設、保健所など)とのスムーズな連携が構築できたのは上原さんのおかげ。地元の人が地域に根差した支援活動を行えるのが一番良い。今後は、後継者づくりにも頑張ってほしい」と祝福した。


 宮古特別支援学校の喜久山強校長は「上原さんは休日や夜間関係なく、地域の人たちと連携を保つため活動してきた。常日ごろの実践と努力が今回の表彰につながった」とたたえた。


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