教育・文化
2014年12月24日(水)9:00
復興へ行進曲でエール/北中吹奏楽部
定期演奏会で観客魅了
北中学校吹奏楽部は23日、マティダ市民劇場で第33回定期演奏会を開いた。「響け復興のハーモニー」をテーマに、東日本大震災の被災者に対し、勇ましい行進曲やクラシックの名曲でエールを送った.
演奏会は3部構成。米国海軍の行進曲「錨をあげて」でオープニングを飾った第1部は、2014年度全日本吹奏楽コンクール課題曲、行進曲「勇気のトビラ」やオペラ「イーゴリ公」第2幕の曲「ダッタン人の踊り」などを披露した。ソロ・アンサンブルの第2部は、クラシックの名曲の数々をバリトンサックスやホルン、木管、金管で奏でた。
第3部は「軽音楽の響き」と題し、「妖怪体操第1」「恋するフォーチュンクッキー」「アナ雪より『雪だるま作ろう』」などのヒット曲や映画音楽の曲で楽しい舞台を演出した。
最後は復興支援ソング「花は咲く」を演奏、観客も演奏に合わせて歌い、南の島からエールを送った。
北中吹奏楽部は県吹奏楽コンクールで6年連続金賞受賞、九州大会金賞、全国大会初出場で初金賞を受賞するなど輝かしい歴史がある。