暖かい宮古島に来島/FDA宮古チャーター
名古屋小牧-宮古直行2便
フジドリームエアラインズ(FDA、本社静岡市、須川恒次社長)などによる共同運航の名古屋小牧-宮古空港直行チャーター2便が27日、宮古空港に到着した。初日のツアー客らは、暖かい宮古島で青い海などを満喫し、郷土料理のごちそうを堪能した。
チャーター便は、FDA、JTB、HIS、農協観光、タビックスとの共同運航で取り組んでいる。今月から実施。これまでに名古屋小牧、静岡、松本の3空港と久米島、宮古島を結ぶ周遊型ツアーを展開。27日からは名古屋小牧-宮古直行チャーター便に切り替えて運航させた。同日は、午前と午後を合わせて2便が到着した。
このうち、午前の直行チャーター便のツアー客54人は3泊4日の日程で降り立った。
到着ロビーでは、市観光商工局の職員や宮古島観光協会の関係者、市のマスコット「みーや」らが出迎え。ガイドブック、観光マップ、手作りの貝殻ストラップなどをツアー客らプレゼントし、喜ばせた。
真也よう子さんと伊藤貴子さんが三線の伴奏に合わせて宮古民謡を披露した。
同協会の池間隆守専務は「オリックスが撤退し、宮古への観光客減が心配されているが、FDAなどによる共同運航便で観光客増を期待している。来年3月いっぱいまでに計約2600人の観光客を予想している」と語った。