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産業・経済
2015年1月17日(土)9:00

谷口さん(宮古島漁協)ら3人に認定証/青年漁業士

総実高生も体験発表


増村統括監(右)から認定証書を受けた谷口さん(左)=16日、那覇市の水産会館

増村統括監(右)から認定証書を受けた谷口さん(左)=16日、那覇市の水産会館

 【那覇支社】漁業に取り組む活動の成果を発表する第20回県青壮年・女性漁業者交流大会(主催・県、県漁業協同組合連合会)が16日、那覇市の水産会館で開かれ、宮古地区など県内の漁業関係者ら約200人が参加した。

 

 同大会では「2014年度青年漁業士認定式」が行われ、宮古島漁協の谷口洋平さん(32)ら3人に増村光広農林水産部統括監から県知事の認定証書が手渡された。谷口さんは宮古島漁協から初の認定者となる。

 県の青年漁業士認定制度は、将来の地域漁業振興を担う若手リーダーや漁業後継者の育成・指導を目的に1986年に制定された。所属する漁協長や市町村長が推薦し、認定審査会の審査を経て知事が認定する。15年1月現在、県内の認定者数は今回の3人を含め53人。うち宮古島漁協が1人、伊良部漁協8人、池間漁協1人。

 谷口さんは旧翔南高校卒業後、マグロ・底魚一本釣りやモズク養殖業の漁業経営に従事。宮古島漁協の最年少の正組合員で、若手漁業者の中でも中心的な存在。漁協の部会や地域のモズク生産グループで役員を務めるなど、地域のリーダーとしての役割も果たしていると評価された。

 認定式の後、谷口さんは「とてもうれしい。今後は漁業を目指す若い後継者に、青年漁業士として自分の経験や技術をいっぱい教えていきたい」と抱負を語った。

 同大会では、宮古総合実業高校3年の砂川将也君ら4人による「宮古島産ソデイカを活用した新商品開発の取り組み」と題した体験発表や国頭漁協青壮年部の実績発表なども行われた。


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