12/19
2025
Fri
旧暦:10月29日 友引 辛 
社会・全般
2015年6月6日(土)9:00

アルコール検知器を寄贈

菊之露が市に140本「有効活用を」


市にアルコール検知器140本を寄贈した下地社長(中央)=5日、市役所平良庁舎

市にアルコール検知器140本を寄贈した下地社長(中央)=5日、市役所平良庁舎

 菊之露酒造の下地勝社長は5日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、アルコール検知器140本を寄贈した。先月21日の市議会臨時会で下地市長が提案した同検知器の購入費が否決されたこともあり、下地市長は思わぬプレゼントに笑顔で感謝の言葉を述べた。

 贈呈式で下地社長は「我が社も10年前に同検知器を導入したところ、不祥事が無くなった。予算の関係で市役所で導入が難しいというのであれば、私たちもちょうど新しく能力のある検知器購入を検討していたので、業界としてもお酒はルールを守って飲んでもらおうと、今回贈呈することになった。有効に活用してほしい」と述べた。

 下地市長は「本当にありがたい。泡盛業界からの『しっかりやってほしい』という叱咤激励の意味だとも思っている。酒気帯び運転根絶のためにこれを抑止力として活用したい。また、職員には自覚を促すきっかけにもなると思う」と感謝した。

 同探知機を巡っては、先月21日の市議会臨時会に下地市長が140本分の同検知器購入費39万4000円を補正予算に盛り込んで提案した。

 しかし、「アルコールに関することは自己管理及び自己責任において行うべき」との理由で、公金での購入は認めず、補正予算から購入費を減額した修正案が全会一致で可決されていた。

 下地社長は「この検知器は、実際に使うというよりもこれがそばにあるだけで職員の意識が変わると思う。そういった意味で効果があると思う。飲酒については自己管理が一番良い。しかし、シンボルとして設置することで使う必要のない職員風土が構築できればよいと思う」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!