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産業・経済
2015年6月27日(土)9:00

宮古島漁協 826万円の黒字計上/通常総会

クルマエビ事業が好調/累積赤字は2375万円に圧縮


新年度事業計画などを審議した通常総会=26日、宮古島漁協

新年度事業計画などを審議した通常総会=26日、宮古島漁協

 宮古島漁業協同組合(粟國雅博組合長)の通常総会が26日、同漁協で開かれた。2014年度事業報告書、貸借対照表など10議案を承認した。執行部は、総会前に公告に記載してある第11号議案「任期満了に伴う役員の選任について」は事務上のミスから取り下げ、陳謝した。来月中旬以降に開催される臨時総会で新役員体制を決定する見通し。今期は自営事業のクルマエビが高収益を上げたことから826万円の黒字を計上し、累積赤字は2375万円に圧縮した。

 冒頭、粟國組合長は、今後の財政健全化に向け、決意を新たにした。 

 14年度事業活動によると、養殖クルマエビは、2号池設備の整備や本池3面を使用した結果、生産高29㌧、金額にして1億4363万円の実績を推移した。市場単価上昇の要因もあって3403万円と大幅な収益増が図られた。

 販売事業の買取・加工販売は「乾燥アオサ」(和名ヒトエグサ)が好調だった。新年度では、アオサ加工施設を新設する予定。新設に伴い、さらなる販路拡大と体制づくりを整備し、加工品の取り扱い増加を図ることにしている。

 財務状況の改善に力を入れたところ、単年度決算では3年連続の純利益を上げた。年度別では、2012年度が6681万円、13年度640万円、14年度826万円。

 新年度事業計画の経営重要方針では▽財務改善計画に基づき事業を実施、計画達成に向け全力で取り込む▽組合運営を大きく圧迫している不良債権の回収を図る▽モズク、ソデイカ、マグロ、アオサなどの島外販路拡大を積極的に図るーなどを挙げている。

 この日の総会では、密漁に対応するため三漁協(宮古島、伊良部、池間)で組織する「宮古地区漁業権管理委員会」の設置について報告があった。 


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