12/07
2025
Sun
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2015年9月9日(水)9:04

心と体の健康確保を/宮古地区労働衛生大会開く

労働衛生について学ぶ参加者ら=8日、市中央公民館

労働衛生について学ぶ参加者ら=8日、市中央公民館

 「職場発!心と体の健康チェック、はじまる、広がる、健康職場」をスローガンに2015年度宮古地区労働衛生大会(主催・県労働基準協会宮古支部など)が8日、市中央公民館で行われた。「スローガンを確認し、心と体の健康確保にまい進する」との大会宣言を採択した。10月1日から7日まで全国一斉に展開される全国労働衛生週間の一環。

 主催者を代表して、県労働基準協会宮古支部の友利寛忠支部長が「日ごろ、自分の健康管理には、心を配っているつもりだが、なかなか改善につながらないのが現状。自分の健康状態は本人がよく分かる。健康管理は自分のため、家族のため、会社のためであることを再認識してほしい」と呼び掛けた。

 2014年度の職場における健康診断の有所見率(健康診断項目に異常の所見がある人の割合)が沖縄県では63・7%と全国でワースト1で、宮古島はさらに1高い64・7%だったことを挙げ、宮古労働基準監督署の嘉数剛署長は「健康づくりは中長期の取り組みで初めて結果が見えてくる。今自分のできるところから行動を起こすことが大切」と述べた。

 県立宮古病院の総合診療科・地域診療科の露木寛之医師が「肥満予防と適正飲酒について」と題し特別講演を行った。

 「生活習慣病」は食事や睡眠不足、運動不足、喫煙、飲酒などの生活習慣によって引き起こされる病気で、代表的なのは高血圧、糖尿病、脂質異常症と説明した。

 またメタボリックシンドロームは内臓脂肪の蓄積(内臓脂肪型肥満)を原因として、高血圧、高血糖、脂質異常症が複合して起きている状態で、動脈硬化になりやすいと説明した。

 メタボリックシンドロームにならないためには▽塩、油を控える▽外食の時もカロリーの少ない魚料理を選ぶ-などの注意点を挙げた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!