会場は市熱帯植物園

第33回産業まつりの期日など実施要項を確認した実行委員会＝21日、宮古島商工会議所

　宮古の産業まつり実行委員会が21日、宮古島商工会議所で開かれ、今年は来月20、21の両日に開催することを決めた。会場は昨年好評を博した市熱帯植物園。県産品の展示即売や宮古の織物展、料理コンテストなどのブースを設置して各産業を内外にアピールする。

　「出会い・ふれあい・感動！　みゃーくぬすぐりむぬ！！」をテーマに開催する。生産者の生産意欲の高揚および県産品に対する消費者意識の啓発を開催理念に掲げている。

　祭り当日の会場には▽県産品展示即売会▽サトウキビに関する生産加工品および奨励品種展▽宮古の織物展▽織物ファッションショー▽料理コンテスト▽観光展▽ロボット展▽姉妹・交流都市の特産品展示販売－などのブースを設置する。

　県産品の展示即売会では野菜や花、果樹の苗のほか、宮古和牛コーナーも設置する。先着２０００人に牛汁の無料配布もある。
　料理コンテストはマグロを使用したオリジナル料理を審査することで県内外への販路拡大につなげる。ロボット展は宮古工業高校が担当、ロボットづくりの楽しさを伝える。

　アトラクションもあり、書道やダンスのパフォーマンスほか、バンド演奏や民謡ショーも行われる予定。
　中尾英筰実行委員長は「産業まつりは宮古にとって大切な祭り。全力を傾注して成功させたい」と話した。