04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
産業・経済
2016年4月13日(水)9:06

串揚げで準グランプリ/イベント「にっぽんの宝物」

伊良部の吉浜さん(蟹蔵代表)/マングローブでカニ養殖
今秋世界大会に参加へ


下地市長(左)に準グランプリ受賞を報告する吉浜さん(中央)、糸数さん=12日、市役所平良庁舎

下地市長(左)に準グランプリ受賞を報告する吉浜さん(中央)、糸数さん=12日、市役所平良庁舎

 「第1回にっぽんの宝物・JAPANグランプリ2016」(主催・同宝物実行委員会)が今月上旬、大阪で開かれ、伊良部でマングローブカニを養殖している蟹蔵(かにぞう)会社代表の吉浜崇浩さん(38)が出品したソフトシェルクラブ(脱皮したての甲羅が柔らかいカニ)の串揚げが準グランプリを受賞した。今年10月にシンガポールで開催される世界大会に参加する。12日、吉浜さんは市役所平良庁舎を訪ね、下地敏彦市長に報告した。

 下地市長は「準グランプリの受賞はすごい」と栄誉をたたえた上で「吉浜さんは、これまで誰もが出来なかったカニ養殖技術を確立した」と述べ、日本ではトップレベルの技術研究の高さを評価した。

 同JAPANグランプリは、農林水産業者(第1次産業)が加工(2次産業)や流通・販売(3次)業者と連携して付加価値を高める「6次産業化」の商品を集めたイベント。地域の宝物を世界へ売り込む意向だ。初めての大会には、全国各地で開かれたアイデア品評会などで優秀作などに選ばれた8品が出品された。

 吉浜さんは、昨年開催された「宮古島コラボグランプリ」に地域の特産品としてマングローブカニを出品し、見事初代グランプリに輝いた。

 吉浜さんは「審査委員らは『臭みのないカニを食べたのは初めてだ』と絶賛していた」と振り返る。

 同席した宮古島商工会議所経営指導員の糸数優子さんは「マングローブカニは宮古島の有望な特産品である。これからも広くアピールしたい」と意欲を示す。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!