07/27
2024
Sat
旧暦:6月22日 先負 壬 
産業・経済
2016年4月13日(水)9:06

串揚げで準グランプリ/イベント「にっぽんの宝物」

伊良部の吉浜さん(蟹蔵代表)/マングローブでカニ養殖
今秋世界大会に参加へ


下地市長(左)に準グランプリ受賞を報告する吉浜さん(中央)、糸数さん=12日、市役所平良庁舎

下地市長(左)に準グランプリ受賞を報告する吉浜さん(中央)、糸数さん=12日、市役所平良庁舎

 「第1回にっぽんの宝物・JAPANグランプリ2016」(主催・同宝物実行委員会)が今月上旬、大阪で開かれ、伊良部でマングローブカニを養殖している蟹蔵(かにぞう)会社代表の吉浜崇浩さん(38)が出品したソフトシェルクラブ(脱皮したての甲羅が柔らかいカニ)の串揚げが準グランプリを受賞した。今年10月にシンガポールで開催される世界大会に参加する。12日、吉浜さんは市役所平良庁舎を訪ね、下地敏彦市長に報告した。

 下地市長は「準グランプリの受賞はすごい」と栄誉をたたえた上で「吉浜さんは、これまで誰もが出来なかったカニ養殖技術を確立した」と述べ、日本ではトップレベルの技術研究の高さを評価した。

 同JAPANグランプリは、農林水産業者(第1次産業)が加工(2次産業)や流通・販売(3次)業者と連携して付加価値を高める「6次産業化」の商品を集めたイベント。地域の宝物を世界へ売り込む意向だ。初めての大会には、全国各地で開かれたアイデア品評会などで優秀作などに選ばれた8品が出品された。

 吉浜さんは、昨年開催された「宮古島コラボグランプリ」に地域の特産品としてマングローブカニを出品し、見事初代グランプリに輝いた。

 吉浜さんは「審査委員らは『臭みのないカニを食べたのは初めてだ』と絶賛していた」と振り返る。

 同席した宮古島商工会議所経営指導員の糸数優子さんは「マングローブカニは宮古島の有望な特産品である。これからも広くアピールしたい」と意欲を示す。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年7月21日(日)9:00
9:00

キッチンカーグルメ満喫 「 ひらりんマーケット 」

ひらりんマーケット(主催・日本観光振興協会、宮古島市)が20日、平良港内のひらりん公園で開催された。会場には、たこ焼きやかき氷などキッチンカーが6台、アクセサリーなど物販が8店舗参加し、地元住民やクルーズ船観光客らがお目当ての商品を買い求めながら交流を楽しんだ…

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!