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教育・文化
2016年4月30日(土)9:05

〝 文化のしま〟宮古島へ /文化協会が設立10周年

式典・祝賀会開催/3氏を功労賞表彰


市文化協会の発展に尽力した友利吉博氏ら3人に功労賞が贈られた設立10周年記念式典=29日、ホテルアトールエメラルド宮古島

市文化協会の発展に尽力した友利吉博氏ら3人に功労賞が贈られた設立10周年記念式典=29日、ホテルアトールエメラルド宮古島

 宮古島市文化協会設立10周年記念式典が29日、市内ホテルで行われた。大勢の関係者が集い節目を祝うとともに、地域に根差した文化活動の展開に期待した。大城裕子会長は「市民の心豊かな生活の実現のためにも『文化のしま宮古島』を目指していきたい」と決意を示した。長年にわたり会の組織づくりや活動に尽力した立津精一、友利吉博、仲宗根將二の3氏を功労賞表彰、下地智氏ら6個人・団体に感謝状が贈られた。



 前身の平良市文化協会は1983年に設立。以来、メーンの主催事業である市民総合文化祭を32回にわたり開催した。


 2005年10月の市町村合併に伴い、宮古島市文化協会に名称を改め。市民総合文化祭を始め「鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会」などを開催している。


 大城会長はあいさつで「宮古島の先人の知恵や豊かな精神文化を継承しつつ、その良さを磨き上げて発信してきた」と10年間の活動を振り返った。


 その上で「宮古島にしかつくれないような新たな価値の創造と文化的な情報発信のゲートウエイ(入口)の役割を果たす文化協会でありたいとの思いを新たにしている」と述べた。


 来賓祝辞で、下地敏彦市長と仲田美加子県文化協会長(共に代読)は、創立10周年や功労賞受賞者と感謝状を受けた関係者を祝福するとともに、地域に根差さした活動のさらなる発展を期待した。


 引き続き行われた祝賀会は、久田流家元久田多嘉子舞踊研究所の「トーガニアヤグ」で幕開けを飾ると、フラや民謡、合唱など多彩な余興が繰り広げられた。幕間には「乾杯の音頭」が続き、大いに盛り上がった。


 功労賞受賞者、感謝状を受けた個人・団体は次の通り。(カッコ内は主な受賞理由)
 ◎功労賞
 【立津精一氏】(平良市文化協会から宮古島市文化協会へ移行する際、会長として新たな組織作りに尽力。市文化協会顧問)
 【友利吉博氏】(宮古島市文化協会の初代会長として、3期6年の長きにわたり協会を牽引した。市文化協会顧問)
 【仲宗根將二氏】(文化祭の行政主導を市民主導で行うことを提起し、会の立ち上げに中心的な役割を果たした。市文化協会相談役)
 ◎感謝状
 下地智氏▽池村和代氏▽古堅宗和氏▽天久宏氏▽酒井恵子氏▽宮古毎日新聞社


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