07/08
2025
Tue
旧暦:6月14日 先勝 戊 
イベント
2016年5月2日(月)9:03

親子で豆腐づくり/社協城辺支所

伝統的製法を体験


力を合わせて石臼をひく子供たち=1日、城辺社会福祉センター

力を合わせて石臼をひく子供たち=1日、城辺社会福祉センター

 親子豆腐づくり(主催・市社会福祉協議会城辺支所)が1日、城辺社会福祉センターで行われた。親子連れが参加し、石臼で大豆をひくなどの伝統的製法で豆腐づくりを体験した。全員で試食し、普段の食卓とは違う素朴な味わいを楽しんだ。

 5日から始まる「児童福祉週間」にちなんで実施した。

 参加者らは、城辺地区民生委員児童委員のメンバーから指導を受けながら、石臼を回したり搾り汁を布でこしたりする力作業に取り組んだ。

 社協職員が長間海岸からくんできたという海水を凝固剤として使用するなど、昔ながらの製法にこだわった。

 スーパーマンのロゴが入ったエプロンを着て参加した砂川太志君(上野小2年)は、石の臼を回して大豆をすりつぶした。「力を入れたので疲れた。食べるのが楽しみ」と話した。

 母親の砂川みなさん(31)は「昔の人が知恵を出し合い、いかにして食べ物をつくっていたかを知り、好き嫌いをなくしてほしい」と語った。

 城辺地区民生委員児童委員の砂川美枝子会長は「豆腐料理はいつでも食べられる現代とは違い、私たちのころは正月やお盆、十六日祭にしか口にできなかった。つくるにも、海水をくみに行ったりして手間が掛かった。そういった食のありがたさや先人の知恵を再認識してもらえれば」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年7月8日(火)9:00
9:00

フレーム切手の販売開始

宮古の風景や「まもる君」使用/郵便局   日本郵便沖縄支社(那覇市、金城努支社長)は7日、交通安全を願ったオリジナルフレーム切手を販売開始した。夏の観光シーズンを前に、安全運転で観光を楽しめるよう宮古島地区交通安全協会と協力して作成。色鮮やかな宮古島…

2025年7月5日(土)9:00
9:00

水難、交通事故注意を

外国人観光客に啓発活動/宮古島署など   宮古島署、宮古島海上保安部、市、宮古島地方気象台は3日、下地島空港で「水難事故および交通事故防止」の啓発活動を合同で行った。韓国と香港からの到着便に合わせ、署員や職員がパンフレットなどを配布し事故防止を訴えた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!