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2016年5月4日(水)9:06

ヤギの対決に大歓声/多良間島ピンダアース大会

角ぶつけ合い真剣勝負


出場14頭が角をぶつけ合う激しい対決を見せた=3日、多良間

出場14頭が角をぶつけ合う激しい対決を見せた=3日、多良間

 【多良間】第12回多良間島ピンダアース大会(主催・村観光協会、共催・村山羊生産組合)が3日、夢パティオたらまに隣接する多目的広場で開かれた。快晴の下、住民や観光客が訪れ、ヤギの角の激しいぶつけ合い、角を絡めて押し合う戦いに熱い声援を送り、歓声を上げていた。ゴールデンウイーク後半の初日と重なり、昨年以上の来場者でにぎわった。

 多良間方言「ピンダアース」とは、ヤギとヤギが角をぶつけ合うけんかの意味。

 大会では、軽量級(40~55㌔未満)、中量級(55~70㌔未満)、重量級(70㌔以上)に計14頭が出場し、階級別にトーナメント形式で熱戦を繰り広げた。

 飼い主らは「いけ、いけ」と声を張り上げ、ヤギの闘争心を鼓舞。ヤギが闘争心を出して高くジャンプし、角をぶつけ合うと、鈍い音が響いた。

 開会式で伊良皆光夫村長が「新たな飼養者の参加も見られようになり、ヤギの生産振興への期待が高まってきている。大会は観光振興につながり、イベントとしてますます発展していくことを期待する。楽しく最後まで観戦してほしい」と述べた。

 大会で人気の催しの一つ「鳴き声大会」では子供から大人までがヤギの鳴き声に挑戦。一人一人が個性的に表現し、盛り上げた。

 審査の結果、子どもの部では多良間小2年の野原雫さんが優勝。大人の部では茨城県から訪れた秋田宏行さんが優勝した。

 今大会から初めてフォトコンテストを併催。住民や観光客らが、ヤギの闘いにカメラを向けシャッターを切っていた。

 茨城県の40代の男性は「初めて迫力あるヤギの決闘を観戦した。すごいの一言だ。多良間島に来て良かった」と感想を語った。

 宮古島から来た30代の女性は「ヤギの決闘を初めて見て、びっくりした」と語った上で「多良間特産のヤギ汁をいただいたが、美味しかった」と話した。

 重量級で初優勝したホワイトタイガー号所有の富原安則さんは「2回目の出場でやっと優勝できた。ホワイトタイガー号の活躍をたたえたい。来年の大会では2連覇を目指したい」と意気込んだ。

 大会は、多良間村の特産品である「多良間ピンダ」をPRし「多良間ピンダ」のブランド化を進め付加価値を高めることにより観光振興を図るのが目的で開催されている。

 結果は次の通り。

 【軽量級】優勝=シン・メトリ号(豊見山正さん所有)
 【中量級】優勝=長山2号(下地雅春さん所有)
 【重量級】優勝=ホワイトタイガー号(富原安則さん所有)


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