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政治・行政
2016年6月6日(月)9:05

革新 市政奪還へ弾み/保守、分裂騒動早期修復かぎ

 県議選は5日投開票され、宮古島市区は、革新系新人の亀濱玲子氏と、保守系現職の座喜味一幸氏がそれぞれ当選を果たした。前回は無投票で8年ぶりの選挙。従来通り保革が1議席ずつを分け合うのか、分裂したとはいえ、保守系が強みを発揮して2議席を独占するかが注目された。選挙結果は7月の参院選や来年1月の市長選に影響を与えることは必至。保守系、革新系ともに票の分析を急ぐ。

 ■市長選への影響

 保守系は、分裂騒動の早期修復が今後の選挙を戦う上では必須条件となる。
 今回獲得した保守系2人の得票数は、亀濱氏の票を上回っていることから、市長選の勝利に向けては候補者の1本化が絶対条件となる。
 しかし、現職の座喜味氏と、次点の嘉手納氏の得票数がわずかだったこともあり、今後「一枚岩」で選挙戦に挑めるのかは極めて不透明だ。
 一方、革新系は亀濱氏の得票数は下地敏彦市政への「批判票」も加わったとみて、市政奪還に弾みがついた。今後、市長選に向けた人選作業を急ぐとみられる。
 革新系はまた、7月の参院選に向け、県政与党が擁立する新人の伊波洋一氏とのセット戦術を展開したことから優位に臨める。
 保守系は選挙期間中、自民公認を受けた座喜味氏ですら党本部から応援弁士が呼べず、参院選の前哨戦との位置付けをアピールできなかった。
 参院選に出馬を予定している自民現職の島尻安伊子氏とのセット戦術ができなかったことも、今後の政局に少なからず影響が出ると思われる。

 ■盛り上がり欠く

 保守系は分裂の影響を最小限に押さえ、かつ次の参院選や市長選へしこりを残さないよう、公明を含む保守系市議17人を座喜味、嘉手納両氏に振り分けた。
 下地市長と長濱政治副市長も別々の候補を応援する選挙戦を展開した。
 2人区に保守系2人、革新系1人が立候補していることから保守系の共倒れはないが、市議を振り分け、票を調整するというやり方に、一部の有権者が疑問を呈した。
 市民に政策を訴えて、有権者に判断を仰ぐという選挙の原則が崩れていないか。
 盛り上がるに欠ける、今選挙の要因の一つに思えてならない。

 ■21世紀新風会の動き

 21世紀新風会は当初、独自候補を擁立する予定で候補者選びに入ったが、ラブコールを送った相手から固持され、結局は座喜味氏を推薦した。
 同会が擁立しようとした人物は、当初は革新系だったが、最終的には座喜味氏を推薦したことで、支持者や有権者に戸惑いがみられた。
 また、おおさか維新の会の松井一郎代表と下地幹郎政務調査会長が、普天間の米軍機訓練の移転先として下地島空港を提案したことに、「断固反対する」と表明。選挙戦後半だっただけに、同会の運動が裏目に出る恐れが広がった。
 来年1月の市長選で今回同様、保守系を応援するかは不透明だ。「是々非々」の立場で、今後の選挙でも存在感が発揮できるか注目される。


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