02/16
2025
Sun
旧暦:1月19日 先勝 丙 
産業・経済
2016年7月13日(水)9:03

9月から値上げへ/タクシー運賃

宮古で公聴会開く


積極的な意見交換や提案があった公聴会=12日、宮古島観光協会

積極的な意見交換や提案があった公聴会=12日、宮古島観光協会

 沖縄本島地区や宮古地区などのタクシー運賃の改定は、8月中にも値上げ幅や新運賃が公示され、9月上旬にも実施される見通し。県離島地区(宮古地区)タクシー利用者・事業者・関係機関等公聴会が12日、宮古島観光協会で開かれた。

 公聴会には運賃価格改定を審査中の沖縄総合事務局の関係者はじめ、県ハイヤー・タクシー協会、市観光商工局、市婦人連合会、市商工会議所、宮古島ホテル組合、宮古島観光協会などの関係者らが出席した。

 冒頭、県ハイヤー・タクシー協会の湖城秀實会長は「県内のタクシー事業者は、経営努力だけでは困難に陥っている。物価の高騰に伴う車両整備の負担増、レンタカー車両の増大や運転代行業普及などによる利用者の減少で営業収入は低下している。また不安定な燃料価格、消費税の増加など、経営を取り巻く環境は依然として厳しい」と述べ「今回の運賃改定を機に、さらに利用者のサービス向上を図っていく」と理解を求めた。

 同協会宮古支部の豊見山健児支部長は「今後は、乗務員の接客接遇向上、服装、身だしなみの改善など、宮古島の各タクシー事業者と一致団結して取り組んでいく」と決意を示した。

 下地隆之副支部長は「運賃改定を機に、利用者から『宮古島のタクシーは良くなった』と評価されるように気持ちを引き締めていく。公共交通機関としての使命と役割を再認識し、利用者に喜ばれるサービスにしっかり対応していく」と話した。
 きょう13日は、石垣島で公聴会を開く予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年2月13日(木)9:00
9:00

宮古モデルの構築、推進を

働き方改革支援事業報告会/観光協   宮古島観光協会(吉井良介会長)は12日、市役所で働き方改革推進支援助成金事業の報告会を行った。参加した会員らが、会員対象のアンケート調査の結果を通して観光業界の現状を再確認した。JTB総合研究所客員研究員(帝京大…

2025年1月31日(金)9:00
9:00

ミス宮古島ら大歓迎/ソラシドエアに168人

大分からチャーター便   宮古島観光協会と下地島エアポートマネジメントは30日、ソラシドエアのチャーター便(大分-下地島線)で訪れた観光客らを歓迎するセレモニーを下地島空港で行った。ミス宮古島の坂田祐梨(ゆり)さんや関係職員らが168人の乗客を「よう…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!