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政治・行政
2016年8月2日(火)9:05

産業、スポーツ交流推進へ

友好都市の藤枝市と調印式

 2011年10月から友好都市を締結する静岡県藤枝市と宮古島市はこのほど、産業やスポーツなどの交流を推進する「藤枝と宮古島の交流を進める会」を発足させ、藤枝市役所で交流合意書調印式を行った。藤枝市で宮古島産モズク・海ブドウを取り扱う西光エンジニアリングの岡村邦康社長と宮古島市の長濱政治副市長らが参加し、会長に長濱副市長が就任した。今後双方では、同会支部の社団法人化を目指して取り組み、官民による経済交流を活発化させる方針だ。藤枝市は、静岡市、焼津市、島田市に隣接する自治体で人口は約14万3000人。宮古島市の人口は約5万4000人。

 交流合意書には「藤枝と宮古島の両市民による産業と経済の交流、青少年の交流、スポーツの交流、文化の交流を通して、さらなる発展と互いの理解と連携を深めることに努めるものとする」と明記されている。

 長濱副市長と岡村社長が1日、市役所平良庁舎でマスコミに調印式を報告した。海ぶどう本舗「やす家」の宮國泰男代表が同席した。

 藤枝市では調印式後、長濱副市長らが市内の青島小学校を訪問。給食で5年1組の児童たちと一緒に▽宮古紫いもパン▽もずくスープ▽ゴーヤーチャンプル▽シークヮーサーゼリー(デザート)▽いわしの南蛮漬け▽牛乳-を味わった。

 岡村社長は「藤枝市には小中学校を合わせて27校あり、7月中に宮古島産モズクで作ったモズク・スープ約1万2500食を提供した」と初の試みを報告した。

 長濱副市長は「とても良かった」と笑顔で感謝し、今後ともモズク・スープが学校給食の献立の一つになることを期待した。

 岡村社長は以前から宮古島漁協と農商工連携事業を推進。宮古島産モズクを用いた半生タイプの商品を開発し、全国に流通販売を展開している。

 また岡村社長は沖友会社も経営し、市内の長崎シーファーム(長崎義輝代表)と同事業を強化し、養殖海ブドウを取引。空輸された海ブドウは、静岡県駿河湾(するがわん)の深層水を使って中間養生され、付加価値を高めて出荷されている。


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