児童生徒21人が出発/高野山書道合宿
蒼海書道会(池田海真会長)に通う小学校2年生~高校1年生までの児童生徒21人が4日、書道合宿が行われる和歌山県の高野山に向けて出発した。
今回の合宿は、弘法大師空海が開いた高野山で書道合宿することを通して、書道技能を高めるとともに、平安時代からの1200年に及ぶ歴史や文化にふれ豊かな心を育むことを目的に初めて実施される。
参加する児童生徒たちは、今回の合宿のために今年1月から、土日を利用して1泊2日の合宿を合計21回実施し、集団生活や書道技術の向上に取り組んできた。
参加する児童生徒を代表して国仲明嬉さん(南小5年)と砂川歩世君(同3年)が「待ちに待った合宿なのでとてもうれしい。これまでの合宿でチームワークはとても良い。高野山ではたくさんのことを学んで成長して帰ってきたい」と意気込みを示した。
同書道会の池田会長もあいさつで「弘法大師が開いた高野山で1200年の文化や歴史を学びながら書道の技術向上を図りたい。今回の合宿で多くの経験を積めると思うので、これからも子供たちの人格形成を含めて私たちも手助けしていきたい」と述べた。
また、激励のあいさつでは書道支援団体「入木会」の砂川純一会長が「皆さんは今からワクワク、ドキドキしていると思う。合宿だけでなくその前後の移動などの時間もすべてよい経験になる。多くの土産話を持って帰ってきてほしい」と呼び掛けた。
今回の合宿は、4泊5日の日程で高野山清涼院で行われる。