古波蔵さんが最優秀賞/婦人の主張地区大会
優秀賞は伊良皆さん
第49回婦人の主張宮古地区大会(主催・宮古地区婦人連合会)が7日、下地農村環境改善センターホールで行われ、下地学区の古波蔵孝子さんが最優秀賞を受賞した。島に住む外国出身者について考え、行動したことを主張して高い評価を得た。優秀賞は東学区の伊良皆みさ代さんだった。
大会には古波蔵さん、伊良皆さんのほか、城辺学区の福里ますさん、平一学区の仲間松枝さんが出場して自分の考えを主張した。福里さんと仲間さんは、それぞれ優良賞を受賞した。
古波蔵さんは、来間島の運動会にボランティアとして参加したときの気持ちをまとめた。来間島に嫁いでいる外国人を対象に開く日本語教室や、近隣住民との交流会を実現させるまでの道のりを語った。
活動を通して広がった異文化交流を振り返り、「宮古島に住む外国人や地域住民が、安心して生活できる社会づくりに取り組んでいきたい」とまとめた。
優秀賞を受賞した伊良皆さんは、福島県で開催された全国地域婦人研究大会に参加して学んだことを発表した。福島の婦人の心の広さと明るさ、元気の良さに触れ、自らの婦人会活動に生かそうと決意した心境を語った。一人一人が輝ける婦人会活動を目指す取り組みは「自分自身の生き方を変える良いチャンスであると信じている」と話した。
古波蔵さん、伊良皆さんは、来月23日に浦添市で開催される県中央大会に地区代表として出場する。