03/28
2023
Tue
旧暦:2月7日 友引 乙 
産業・経済
2016年8月11日(木)9:06

カツオの大漁続く/佐良浜

7月は前年比3倍の130㌧


大漁でカツオの水揚げ量が増えている=10日、佐良浜漁港

大漁でカツオの水揚げ量が増えている=10日、佐良浜漁港

 伊良部漁協(漢那一浩組合長)所属のカツオ一本釣り漁船4隻の大漁が続いている。7月に水揚げした4隻の総漁獲量は約130㌧(暫定値)、前年同月比3倍に上り、販売高約3000万円が予想されている。各漁船の乗組員らは、ホクホクの表情を見せている。漢那組合長は「13日に10周年記念『パヤオの日まつり』を開催し、カツオやキハダマグロの幼魚シビは一本売りする。マグロ解体ショーもある」とアピールしている。

 カツオ一本釣り漁船は「八幸丸」「昇栄丸」「喜翁丸」「隆祥丸」。4隻は6月以降、大漁に恵まれている。6月の総漁獲量は約60㌧。8月1~10日までの総漁獲量は約20㌧を推移している。生カツオ・シビのほとんどの出荷先は島外の大型スーパー。新鮮な魚は買い物客らに大好評だ。

 大漁に伴い、3カ所のカツオ節加工場はフル稼働。解体・加工作業に追われている。

 13日の「パヤオまつり」(主催・宮古地区パヤオ管理運営委員会)は、佐良浜漁港内とその周辺広場で開催する。イベント時間は午前10時~午後2時まで。

 マグロ解体ショー、タッチプール、タマン放流体験、モズクつかみ取り、一本釣り模擬体験、冷凍庫内での南極体験などが計画されている。また会場一角では、カツオ一本売りや自慢の水産加工特産品などが直売される。

 漢那組合長は「親子連れの参加が毎年増えている。夏休み期間中なので、親子で祭りを楽しみ、新鮮な魚を味わってほしい」と呼び掛けている。


カテゴリー一覧

観光関係

2023年3月22日(水)9:00
9:00

目指せ、海洋ごみゼロ

ホテルに回収ボックス/宮古ブループロジェクト始動   市民や観光客が拾った海洋ごみを、ホテルに設置した専用ボックスに集め、市が回収するまで一時保管する取り組みが始まった。海洋ごみゼロを目指す「未来に残そう宮古ブループロジェクト」で4社が協力している。…

2023年3月22日(水)8:57
8:57

満員の観客、演舞で魅了

琉球國祭り太鼓 宮古支部自主公演   琉球國祭り太鼓宮古支部による自主公演「ぶどぅれ!」が19日、伊良部公民館で開催された。会場には用意していた椅子が足りなくなるほどの多くの観客が来場。出演メンバーらは勇壮で力強い太鼓の演舞で観客を魅了した。 今年度…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!