「マンゴー食べたい」/新潟板倉区児童が来島
城辺でホームステイ
新潟県上越市板倉区の児童4人が18日、城辺地区の児童との交流のため来島した。21日までの3泊4日の日程で、ホームステイをしながら城辺地区4小学校の児童たちとの交流や、人頭税などの史跡見学で見聞を広める。児童たちは「海で泳ぎたい」「マンゴー食べたい」と宮古での生活を楽しみにしている。
城辺公民館で歓迎式が行われ、ホームステイ先の家族と互いに自己紹介をしたり、記念撮影をしたりしてて初対面の緊張をほぐした。
市教育委員会の上地栄作生涯学習部長は「城辺地区の児童やホームステイ先の家族と交流を深めてほしい」と歓迎した。
交流団団長で針小学校の佐藤俊幸校長は「交流は23回目になり、交流団は200人に上る。宮古島市との絆は非常に深まっている」とあいさつした。
交流事業は、人頭税の廃止に尽力した中村十作氏が板倉出身だったことがきっかけ。夏は宮古島、冬は板倉を相互訪問する事業が市町村合併後も続いている。
交流団の横尾天詩(うた)さんは「海で泳ぎたい。ビルがなく、サトウキビ畑が広がっている光景が飛行機から見えた」、新井肖美(あゆみ)さんは「マンゴーを食べるのが楽しみ。暑いけど、緑がいっぱいで涼しさを感じる」と第一印象を語った。