宮古島市13・85%/18、19歳投票率
参院選 県は42・58%
【那覇支社】県選挙管理委員会は19日までに、7月10日に投開票された第24回参院選での18歳と19歳の投票率(速報値)が42・58%だったと発表した。県全体の投票率54・46%を11・88ポイント下回った。宮古島市は13・85%となり、同市選管では「思っていたより低かった」と話した。
今回の参院選は、選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公選法が今年6月に施行されてから初めての国政選挙だった。新たに選挙権を得た18歳と19歳の投票率が注目されていたが、県全体を大きく下回る結果となった。
ただ、比較的近い全体投票率52・36%だった2014年衆院選での20代有権者の投票率32・43%と比べると、10・153ポイント上回った。
また18歳の投票率は46・07%で、18歳と19歳の平均を3・49ポイント上回った。高校など教育現場での啓発活動は、一定の成果を上げたとみられる。19歳の投票率は、38・99%にとどまった。
今回の参院選での当日有権者数は、18歳が1万6619人、19歳が1万6231人の計3万2850人。うち実際に投票したのは18歳が7657人、19歳が6329人だった。