童唄「ジンジン」を太鼓演舞/台湾の学生
子どもたちと異文化体験交流
宮古青少年の家(安慶田昌宏所長)で21日、宮古島の子どもたちと台湾の学生団体との異文化体験交流が開かれた。参加者らは、沖縄の童唄「ジンジン」の音楽に合わせて太鼓演舞を披露。お互いに笑顔で打ち解け合い、言葉の壁を乗り越えて交流を堪能した。同交流は昨年に次いで2度目。
琉球國祭り太鼓宮古支部(喜屋武恵里香支部長)が講師を務め、会員14人が全面的に協力した。また地元の子どもたち10人参加。台湾からは台湾護家協会の林志忠さんと高校生・大学生を含む計17人が参加した。
安慶田所長は、参加者らを激励し、今後の交流継続に期待を込めた。
林さんは「台湾の高校生と大学生は異文化を学び、今後はリーダーとして活躍していく」と説明した。
同支部会員で参加した伊良皆澄快さん(平一小5年)は「皆さんと一緒に楽しい太鼓演技が出来たので、とても良かった。毎日2時間くらい練習しているので、息の合った演技が披露された」と感想を話した。
台湾の一行は20日に来島。生け花・三線体験など、さまざまな異文化に触れ26日に帰国予定。学生らは、日本語学習にも意欲を見せていた。