07/27
2024
Sat
旧暦:6月22日 先負 壬 
政治・行政
2016年9月28日(水)9:05

岸本氏、市長選を辞退

野党 立候補者選び振り出しか


 来年1月22日投開票の宮古島市長選挙で、翁長雄志県政と連携し「オール沖縄」を掲げる野党勢力の候補者選考委員会(下地学委員長)が候補者として決定し、擁立を打診されていた医師の岸本邦弘氏(55)は27日、宮古毎日新聞社の取材に「今回の市長選には出ない。私は出来る範囲で(市長選を)サポートしていきたい」と述べ、辞退する考えを明らかにした。下地委員長は同日、「本人から直接聞かなければ対応できない。選考委を振り出しに戻すのか、(選考委に上がっていた)奥平一夫氏にするかは私自身の判断ではできない」と述べるにとどめた。



 岸本氏は、三つの「市民有志」から市長候補として推薦を受けていた。


 25日の選考委で出席者17人(欠席4人)が全会一致で岸本氏を候補者にすることを決定。26日には、非公開で下地委員長が岸本氏に選考委の決定を報告するとともに、市民有志からの推薦状を手渡した。


 それより前に、岸本氏は記者団に「候補者選定委で決定されたということは聞いていない。推薦する人たちがいるということは知っていたが、それは誰か、またその内容も分からない」などと述べ、「判断材料がない」としてコメントを避けた。


 岸本氏は27日の本紙の取材にも「選考委の報告よりも先に報道で知った。相手(奥平氏)もいることだし。新聞に出す前に、まずは知らせてほしかった」と話した。


 「(市長選を辞退するという)返事を延ばせば延ばすほど、迷惑を掛ける状況になる」と語り、早急に下地委員長に伝えていく考えを示した。


 市のごみ問題や水問題などで市民運動のリーダー的存在を発揮してきたことから、市民有志などから「市長にふさわしい」と推薦されていることに対しては「ありがたいことだが、市長選に出るために活動してきたわけではなく、準備もしていない」と強調。その上で「私自身は、今の状況で市長選に出ることは自分の今のベースを変えることになり無理、困難」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年7月21日(日)9:00
9:00

キッチンカーグルメ満喫 「 ひらりんマーケット 」

ひらりんマーケット(主催・日本観光振興協会、宮古島市)が20日、平良港内のひらりん公園で開催された。会場には、たこ焼きやかき氷などキッチンカーが6台、アクセサリーなど物販が8店舗参加し、地元住民やクルーズ船観光客らがお目当ての商品を買い求めながら交流を楽しんだ…

2024年5月24日(金)9:00
9:00

観光映像祭で準グランプリ

宮古上布テーマのPR映像 宮古島観光協会(吉井良介会長)の持続可能な観光PR映像「a letter from 島を継ぐ」が第6回日本国際観光映像祭で準グランプリに輝いた。また、地方観光カテゴリでは最優秀賞を受賞した。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!