04/01
2023
Sat
旧暦:2月11日 赤口 己 
社会・全般
2016年11月2日(水)9:06

120点の力作ずらり/福祉普及月間

「市精神障害者作品展」開幕/自立と社会参加を支援


下地市長(左から3人目)ら関係者がテープカットし開幕した=1日、市役所平良庁舎

下地市長(左から3人目)ら関係者がテープカットし開幕した=1日、市役所平良庁舎

 毎年11月は県が定めた「精神保健福祉普及月間」ー。市主催の「宮古島市精神障害者文化作品展」が1日、市役所平良庁舎1階ロビーで開幕した。会場には、自立と社会参加への意欲で取り組んだ絵画・写真・書道・手芸・工芸部門の計120点の力作がずらり。来場した市民らは、趣味や技術を生かした作品群を感動した様子で鑑賞していた。きょう2日と4日午前中に催され、3日は国民の祝日「文化の日」で休み。

 今年度のスローガンは「開けていけ 心のとびら 歩んでいこう 未来に向かって」。作品展は、作品を一堂に会し、展示することで当事者の活動意欲を高め、切磋琢磨した、社会生活の糧となり、併せて地域社会での障がい者に対する理解を促し、地域資源を活用した、障がい者と健常者が共存できる地域整備の実現を図るのが狙い。

 オープニングセレモニーで、主催者を代表して下地敏彦市長があいさつ。「一人一人の丹精を込めた作品ですので、ゆっくりご覧いただきたい」と述べ、市民への来場を呼び掛けた。

 宮古保健所の上原真理子所長(代読)は「一つ一つの作品から努力した作品であることが伝わり、本人はもちろんのこと支援者の皆さんの喜びもひとしおと思う」と激励した。

 宮古病院の上原哲夫院長は「何事も挑戦することで良い結果が得られる。これからも体調に気を配りながら、多くのことに挑戦し成功されることを願っている」と励ました。

 下地市長ら関係者がテープカットし、開幕した。来場者らは鑑賞後、一番良かった思われる作品番号を審査用紙に記入。会場の一角に設置されている投票箱に投函した。後日の審査により優秀作品を表彰する。

 市内の就労移行支援事業所で通所型サービスを利用している仲間秀泰さん(36)は「来年は、自分の作品の展示もお願いしたい。工芸部門を見据えている」と意欲を見せる。


カテゴリー一覧

観光関係

2023年3月22日(水)9:00
9:00

目指せ、海洋ごみゼロ

ホテルに回収ボックス/宮古ブループロジェクト始動   市民や観光客が拾った海洋ごみを、ホテルに設置した専用ボックスに集め、市が回収するまで一時保管する取り組みが始まった。海洋ごみゼロを目指す「未来に残そう宮古ブループロジェクト」で4社が協力している。…

2023年3月22日(水)8:57
8:57

満員の観客、演舞で魅了

琉球國祭り太鼓 宮古支部自主公演   琉球國祭り太鼓宮古支部による自主公演「ぶどぅれ!」が19日、伊良部公民館で開催された。会場には用意していた椅子が足りなくなるほどの多くの観客が来場。出演メンバーらは勇壮で力強い太鼓の演舞で観客を魅了した。 今年度…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!